読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

星野源さんの「恋」、良い曲ですね。

 

良い曲なので鼻歌を歌うことが多いのですが、なぜかサビの後半が

「皮脂のテカリ 頬のたるみ 夫婦を超えていけ」

という歌詞になってしまいます。

 

そんなこんなで、この曲をイメージしながら作った短歌です。

 

当分は好きよ 時折取り憑かれたように優しくしてくれるから
 
 
感性が歪んでいるなどとは思わんでください。

ムダ弾

「会話が上手く続かない」とか「聞き上手ではない」とかいう悩みがあって、

それを改善したいと思っている人には、糸井重里さんの対談記事や本を読むと良いと思います。

内容自体も面白いのですが、糸井さんの聞く姿勢というのがとても参考になります。

 

いわゆる「雑談力」と「質問力」の中庸をいくような発言、といったら良いのでしょうか。

 

例えば『海馬:脳は疲れない』という本の中で糸井さんはこんな発言をしていて、

それがすごく気に入っています。

 

相手についていこうと思っているかぎり、絶えず会話のムダ弾を撃って、相手のことをわかるための糸口を探せるんです。 

 

 この「会話のムダ弾」って表現がすごく好きなんですよね。

 

本書の中でも、専門的な話に対して糸井さん自身の経験を基にコメントし、そうすることによって内容がより深まっていく、という場面が何度もあったように記憶しています。

 

そもそも相手に興味がなかったらもうどうしようもないのですが、

そうでないのであれば、ムダ弾をバンバン撃つことで人との会話が格段に面白くなっていくと思います。

 

カフェとか電車の中での電話は

当たり前のようにマナー違反行為だと言われていることが

実はいまいちしっくり来ていなかったんですが

最近腑に落ちました。

 

二人以上いるときの会話と、

電話や独り言の違いを考えていて、

まぁ考えるまでもなく違うだろというものなんですが、

一方が発する言葉に対して相手の応答が分からないというのは

意外にもけっこうストレスなんだなと、最近気づきました。

 

どういう応答があって話が進んでいるのか、

それが分からないまま聞いている。

電話をしているのはその人だけで、

周りの人は置いてけぼりを食らってしまったような

なんとも言えない不安感や苛立ちがあるんだと思います。

いつも以上にSNSに使う時間が多い時は、

気にしている事があったり

何かに期待していたりする時。

 

でも実は、何をすればいいか、ということは

すでに知っていたりもする。

 

と思います。

「だから何だよ!」

山田航という歌人が出した短歌アンソロジー『桜前線開架宣言』の中に、こんな一節があります。

「だから何?」と「だから何だよ!」の違いはとても大きい。

他者を力ませてしまうパワーは、ファンキーな感覚なしでは生みだせない。

 

「ただごと歌」というジャンルの歌人に対する解説文の一節ですが、これとても好きなんですよね。

「なんとなく、わかるなぁ」としっくりくるので、好きなんです。

 

仮に同じようなことを伝えた場合でも、「だから何だよ!」のレベルにまで持っていくには結構なパワーを要します。

何でもないことだとしても、自分のパワーをどれだけ消費して伝えたのかによって、この反応が変わってくると思うんです。

 

僕にとって「だから何だよ!」はトップクラスの賛辞です。

社会人になったら

今まで聞かされた「社会人になったら」をかき集めたら、どんな人間になるんでしょうか。
 
波風を立てないように気を付けていて、休日だけが楽しみの、人間でしょうか。
今のところ、そんな感じのイメージが圧倒的な強さを誇っています。
 
申し訳ないですが、あまり楽しそうではありません。
もうすでに「社会人になった」僕ですが、ほとんど先輩しかいない世界なわけですから、色んな「そのうち」とか色んな「3年経ったら」を聞かされます。
 
同様に、「社会に出たら」「社会とは」もよく聞きますね。
これまた窮屈な世界のようです。
 
少々愚痴っぽくなってしまいましたが、
仕事や社会の楽しさを語ってくれる方にお会いしたいものです。
自分自身も、楽しさを見つける努力は絶えずやらねばなりませんね。

また無題

年齢の割に落ち着いている、ということは良いことなのだろうか。

僕は「落ち着いている」と言われることが多く、そう言われると嬉しく思う時も多々。

 

しかしふと思ったんですが。

それは、同世代の人が持っているはずの大事な何かが欠けている、

とも言えなくはない。

 

「そっか」の「か」と「ですよね」の「ね」が隠すもの すり切り一杯分の悲しみ

 

どこかに置いてきてしまっただけなのか、自分で捨てたのか。

どうなんでしょう。

 

いや、待った。欠けている、というのはちょっと違くて

その分の空き容量がない、という方が正しい気がする。

 

写真を撮りすぎてしまって、iPhoneのストレージがいっぱいになるように。

 

不要なものは削除できればいいんだけど。